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酒とライブな日々(?)って感じの日記でしょうか。

Travel

初パリの感想など . あいちトリエンナーレ2019は、いろいろと話題も刺激も多い、芸術祭参加となりました #あいトリ2019 . タクシー配車アプリにみる「イノベーション」と「エコシステム」 . US出張ついでに、 #JUMP (乗り捨て型 レンタル e-bike) を初体験 . スペイン旅行でのお食事事情 . スペインでの日本の存在感 . マドリッド美術館巡り プラド美術館〜ソフィア王妃芸術センター . サン・ジョルディの日、カタルーニャは本とバラであふれる . 初 中東DOHAでトランジット〜カタール航空 . スペインのモビリティ状況. 主に自転車関係 .

初パリの感想など

この度ラッキーなことに、出張でパリに行ってきました。もちろん、たくさん仕事もして来たのですが、合間を縫って観光もできましたので、写真とともに、観光地以外のパリの街の印象をメモしておきます。

  • フランス空港からのパリ市内への町並みはそんなにきれいじゃない。(空港の近くはたいていそうだとは思いますが、、)車の排ガスが高速渋滞でつらい。そして街なかはタバコが多い!

  • 市街地にはいると石畳や坂が多い。セーヌ川に向かって大きくは無いが起伏があるようだ。街の建物がすべて石の建物できっとずっと古い町並み。一階にカフェがなければどこにいるのかすぐにわからなくなりそう。あとから気づいたが泊まったホテルの近くは文教地区だったので店舗が少なく特にそう感じたようだ。流石にセーヌ川の方に行くと店も多く、石ばかり!の雰囲気はだいぶん変わってきた

  • セーヌ川沿岸では、ポスターやら古い雑誌?やら絵画をたくさん売っている。販売スペースが設けられているので市で仕組みを提供しているのだろうか。が、アーティスト向けとは限らないようで、同じポスターやお土産もの、なんかも少なくない。ツール・ド・フランス関連のグッズはちょっと欲しかったが、現金以外しか使いたくなかったので(使えたかもしれないが)今回は諦めた

  • 売られているものには、日本に由来するものも多い。浮世絵を中心に日本文化もなかなか人気のようだ。街では、MUJIの買い物袋、Uniqloの買い物袋を見かけた。Uniqloは超一等地のデパートの隣に出店していた。また、日本食屋と思われる、SUSHI、SASHIMIもよく見かける。現地の人に聞くとそれらはほとんど中国人が経営しているそうな。消費財はツヨい

  • シャンゼリゼ通りにシャオミ、サムスン、アップルがある。近くではDJIも見かけた。電気量販店のようなものは見かけない。しかしシャオミは今は何のメーカーなんだろう..

  • 金曜日だったから特に盛り上がっていたのかもしれないが、セーヌ川の辺りは、夜は若者を中心にレストラン・バーが大変な盛況っぷりだった。この時間でもセーヌ川の観覧バスがひっきりなしに往来している。セーヌ川を中心に、またその川を生かした観光がとてもうまく行っていると感じた。東京ももっと川の周りの観光開発をがんばってほしい。(そのためには、この問題を解決する必要があるのかもしれないが、、)

  • 最近訪れる街ではどこでもですが、パリも、街の観光には、レンタル自転車の利用がとても良かったです。自転車があればどこでも行けるくらいの街のコンパクトさもピッタリ。もちろん、地下鉄でもいけますが、自転車なら街の風を感じながら移動できるので、移動時間も観光になります。最高。

  • 街の通りの角に不思議なモザイクの「コード」を見かけることがありました。これって何か意味があるのでしょうか? ちょっと探して見ましたが、特にそういう情報は見つからず、、でも何か意味深だったですよね。ご存知の方いたら教えて下さい

  • ちょうど滞在中、地下鉄のストに遭遇しました。外務省の「たびレジ」からもちゃんと事前に連絡が来て、「おっ、役立つじゃん」と感心。パリジャンはストに対しては、「パリの名物だよ」と皆とてもおおらかな対応。通勤に対しても、自転車や eスクータ(Limeとか)といった代替手段が充実しているのでまったく問題がない(ストやっている方としては、、、?)東京でも災害時のドリル的に「スト」のようなものをやってもいいのではないかとまで思ってしまった。社会インフラと市民が強くなると思う

  • そして、パリのホテルでの朝食は毎日パンとジャム・バターだったのですが、、、これがおいしい!さすが。

パリはもともとあんまり興味がなかったのですが、さすが世界一の観光客を誇る街はすごいですね。パリだけでも本当に見どころが多く、また今度は遊びでゆっくりと来たいと思います。

あいちトリエンナーレ2019は、いろいろと話題も刺激も多い、芸術祭参加となりました #あいトリ2019

色々と話題のあいちトリエンナーレを9月の連休を活用して、9/22〜24の3日間堪能してきました。名古屋は初めてではなかったですが、相当久しぶりでした。名古屋市、豊田市という土地も含めて、楽しめ大満足だったのですが、作品以外からも、あいトリを中心に感じたことをいくつかメモです。

可視化の重要性

何か文章やアートなど表現する、行動してみせることで、可視化して初めて違いに気づくことが多い。もともと(日本人が特にかもしれないが?)人の中にあることはなかなかわからないので、外に可視化してみて、ハレーションが起きる、もしかしたら不自由に気づく、そんなことが多いのかもしれない。というのも、「表現の不自由展・その後」の展示室へ続く扉に、

「あなたは自由を奪われたことはありますか?それはどんなものでしたか?」

という質問に答えて、それを付箋のように貼りだすという催しがあり、私も参加しようとしたのですが、、うーん。自由奪われているのか?と考え込んでしまったのです。


ひょっとすると、私は(特に日本人は)「物事を可視化する」そのプロセスを踏めていなさすぎなのではないか、自由を奪って不自由にしているのは、自分自身のこころのブレーキなのではないか?とも感じてしまったのです。(幸せなことにほんとーに不自由が少ない、のかもしれない)

そんな意味で、この付箋の展示方法含めて、アーティストって、可視化・行動のプロなんだな!と、改めて実感。すばらしいなっと感じました。

シンボルの「良い」意味でのあいまいさ

「可視化」という話をしましたが、可視化するためには、言語でも形でも何らか「シンボル化」というプロセスをへることになります。これが良い意味でもまた場合によっては悪い意味でも、表現しようとする人が余計と思われる情報をあえて欠落させ、抽象度を上げるプロセスになります。

このプロセスを経てシンボル化されたことで、同じシンボル(抽象)に対して、各々の人が受け取る印象の違いを生み出すことになる。各々の背景や経験とミックスされて具体化された印象として捉えられるから、特に文化や時代背景、コンテクストが違った場合は、その印象が大きく変わってしまうことも十分ありうる。「アート」文脈ではこれは良い意味での自由度を与えると思うが、逆に細かく伝えたい場合には逆効果や誤解も産むようだ。(両者は同じ現象だし、意図的にそれをやるケースもあるかもしれない)

表現して可視化すると同時に、それを見て受け取る側の読み取る力、そのシンボルを使って議論する力もあわせて鍛えていかないと、ただただ対立と分断だけが残る可能性もありそうです。対立を避けて可視化を恐れるのではなく、対立を乗り越える関係性をしっかり作っていくことが大切だなと。

個人(小組織)と大組織の違い

あいトリではある展示が中断になったりして、その経緯に対して、検証委員会からガバナンス、コンプライアンスの課題の指摘が多い。たしかにこれだけの大きなイベントの影響が大きかったのは確か。お互い感覚の違う人・組織同士のコミュニケーション不足が大きく取りだたされていると思います。このアーティスト個人と大組織の間の緩衝材を本来は美術キュレーターが果たせると良かったのかもしれません。決定的な敗因は芸術監督が自身の行動範囲を広げ過ぎてしまい、本来やるべきことに集中できなくなってしまったことなのかもしれない。なぜできなかったのかはわからないが、適切なキュレーターを配置できていれば、、と思う。

というのは聞きかじったにわか知識での理解だが、実はそんなおおげさな話でもないく、自分自身の仕事に対してもなかなか身につまされる話だったりもする。

最後に展示についての話「喜楽亭 / 旅館アポリア」

現代美術はとても難解なものが多い気がする。上述したように、まだ色々と可視化されていない、社会や個人の中にだけあるものを可視化していこうという取り組みが多いのだから仕方がない、というかそういうものだと思っている。

が、中でもあいトリの展示の中で一番自分が「なにか」共感したのは「喜楽亭」で見た「旅館アポリア」でした。


喜楽亭という場所は、「豊田市神明町にあった「喜楽亭」は、明治時代後期から続いた料理旅館で、大正期の代表的な町屋建築として知られています。戦前には養蚕業、戦後には自動車産業の関係者が多く利用しました。」

http://www.cul-toyota.or.jp/sisetuda/sanbun_kirakutei.html

という一見、ごく普通の「文化財」的 古い旅館、建物なのですが、そこで、展示されていたのが「《旅館アポリア》2019 / ホー・ツーニェン」という作品。

この喜楽亭が「戦争末期に沖縄の米軍艦隊に突撃した神風特別攻撃隊の草薙隊が、この地を発つ最後の夜を過ごした場所でもありました。」という史実の発見から着想し、その場所で、当時の戦争に向かっていく時代で喜楽亭も使った人たちがどんなことを感じていたのか、日本の空気感といったものをインスタレーションで表現していた。

特に強く印象的に何かを訴えるというわけでもなく、淡々と見つけた事実などを映し出していくが、なんとも作品を見ている場所自体が深くつながっていることで、そして場の演出が相まって、時間とか空間が歪められ、当時の現場感とかリアリティをぐぐっと感じる作品となっていました。場所や土地に染み付いた何かってあるんだなぁと感じました。

家の近くにある神社や古い建物などの歴史を調べるともしかしたらそういったキオクのようなものが見つかり当時を深く学ぶきっかけになるかもしれません。

あいちトリエンナーレ2019は、いろいろと話題も刺激も多い、芸術祭参加となりました。近くで行くチャンスがある方はぜひオススメです。

タクシー配車アプリにみる「イノベーション」と「エコシステム」

今回のLA旅行はレンタカーを借りなかったので移動は基本的にはUber/lyftなどタクシーを使うことになりました。個人的にlyftの方が好きだったので優先的にlyftを使いましたが、なんとなくの印象では(もちろんたまたまだと思いますが) lyftの方が車もドライバーも良かった気がします。

それにしても、とにかく、アメリカは広い!! NYCのマンハッタンは東京と似た密集した都市で、地下鉄もあったので、あまりそうは感じかなかったが、カリフォルニアはほんと広い!隣の建物が見えているのに、いざ行こうとすると、遠い。。。車なしで隣の建物に行くのも辛いー

そんな広さの土地で、タクシー配車アプリは恐ろしく便利で、これがなかった時代には二度と戻れないと思います。(東京の土地事情とはまた違うのでしょうが)

  • いつまで待てば良いか分からないタクシー寄せでの待ち行列. そもそも流しや寄せはないので、ホテルでしか呼べない
  • タクシーに乗れた後も、行き先が伝わるだろうか.. もちろん紙の地図やホテルのカードなども併用したシビアなコミュニケーション
  • 動き始めたのちも、目的地に正しく向かっているか、タクシーメーターは正常に稼働しているかと、ひやひやしながら、後部座席から運転席や周囲を伺う
  • 目的地の景色が見えてきてほっとしつつも、さらにチップをいくら払えばいいのか、足りなくて気分を害さないだろうか、払いすぎて損していないか、そして慣れない通貨で現金は正しく選べるだろうか、、、

と。。こんな体験が一変し、まったくのストレスフリーになった。配車アプリなら迎車時間、到着時間、価格がクリアにシンプルにわかり、目的地の指定も確実。電子決裁で明朗会計。さらに、マッチングされたドライバーの顔写真をみて、どんなバックグラウンドの人なのか思いをよせたり、車内で雑談する余裕すら生まれた。本当にイノベーションだと思う。ちなみにロサンゼルスの空港のタクシー乗り場の案内は「Ride App Pickup」となって、アイコンもアプリっぽいものになっていました。いわゆるYellow Capはごく数台見つけた程度で、99%が Uber/Lyft でした。

イノベーションは、さらに世の中に影響を与えるものらしい。例えば、

  • 後部座席にクーラーボックスに冷やしたお水
  • スマホ向けの充電ケーブル
  • Uber eatの労働組合なんてのもありました
  • VueBoxなる車内広告システムも今回見かけました。ドライバは無料でこのシステムを入れて、車内で広告等を提供し、一部報酬をもらえるらしい

これらはすべてサービス提供側が仕掛けて起きたこと、というよりは、関係者のなかで自然発生的に起きており、またそういった動きを寛容にとりこむ、懐の広さなんかもあるんだとおもう。もちろん、利用者からのレイティングの仕組みなんかは、こういぅた創意工夫をサポートする仕組みに違いない。

US出張ついでに、 #JUMP (乗り捨て型 レンタル e-bike) を初体験

USロサンジェルス周辺に出張に行ったのですが、圧倒的に e-スクータ(電動キックボード) が街中にありました。特に観光地周辺はすごい。これは自転車好き(新しもの好き)としては体験せざるを得ない!ということで、早起きして試してみました。

こんな感じで、ずらりと。自転車も混じっているのですが、圧倒的にe-スクータが多いのは、スペースの効率がいいからでしょうか?

で、 e-スクータ 乗ってみようと LIME に登録してレンタル開始しようとしたのですが、、なんと、免許証が必要?(涙)LIME以外も Lyftや他社もありましたが、きっと法規制の問題で同様でしょう。。

ならば、自転車タイプなら免許はいらないだろう、ということで、街なかで見かけたJUMPにTryすることにしました。

JUMPは、自転車タイプとe-スクータタイプの両方があります。自転車でも NY で利用した citibike は自転車置場スペースに戻すタイプでしたが、 こちらは「乗り捨て」タイプ。自転車の車体は蛍光オレンジでとても目立つ車体で、eスクータに混じっているのが見つかりました。さらに、たまたまUberのアプリをいじっていて気づいたのですが、何より楽ちんだったのは、Uberのアプリから利用できる点です。新たなサービスを使おうとするとアカウント作ったり、Wallet登録したり、といろいろメンドウがありますが、昨今USでは必須のUberから利用できるのはすばらしいかった。e-スクータにはlyftのものも多く見かけたのですが、タクシー用のlyftのアプリからは利用できなさそうでした。ここは統合すると大分違うんじゃないかと思うのですが。。なんでかな。(統合されると MaaS っていうのかな 笑)

JUMPはこんな目立つ車体カラー

こんな感じで右下に自転車・キックボードのアイコンがでていてタップすると、JUMPモードになる(スクショ取り忘れたのでこれは日本の地図になっています.. しばらくしたら 自転車・キックボードのアイコン は出てこなくなりました)

借り方はとてもシンプルで、上記のUberアプリから予約ができ、QRコードスキャンして借り始めればOK。iPhoneのカメラアプリからでも、QRコードを撮影すると、Uberアプリにそのまま誘導されたりもしました。

自転車の「ロック」が後輪に「U字」で刺さっているのですが、見慣れないのではじめ一瞬戸惑いました。レンタル開始してアプリでロックを開始したのち、このU字をぐっと、引き抜く方向に動かすと、ロックがハズれて、レンタル開始。利用がおわって適当な場所に止めてからここをぐっと押し込むと、返却完了、ということになりました。

土地も道も広いのでぐんぐん飛ばせる。電動アシストの具合も日本よりパワフルで、30km/hくらいは余裕ででていました。

そんなわけで、風を切りながら気分良く、早朝のビーチに到着!

最後、返す際に戸惑ったのが、どうも駐車禁止スペースというのが設定されているようで、初め海岸の近くの駐輪場(道端)までいって止めたら、ここは駐車禁止区間だからそのまま止めると罰金だぞ、と出てきたので、少し戻ってなんとか返却できました。よく地図を見ると、赤枠で駐車禁止ゾーンが表示されていました。なるほど。(あきらかに赤枠内に停めているJUMPも多かったですが...)

サーファーの皆さんが波乗りしているのや、波間に犬と戯れるおじさんを眺めて「ぼーっ」と小一時間ゆっくりできました。砂浜がめちゃくちゃ細かくて、さらさらで、びっくりしました。

最後、意外だったのが、値段。自転車だからちょっと安めの価格設定なのかなと勝手に想像していたのですが、JUMP(自転車)が $6.9 で、同じルートを Lyftで検索すると $5.9。 eスクータだったらもう少し安いのかなぁ。自転車は街を眺めながら自由に移動できるからいいのですが、2名以上だったら、確実にタクシーがいいじゃん、ってなる価格設定でした。どうなのかしら。思ったよりも高くて悔しかったので、帰りは歩いて帰りました(笑)

そんなで、乗り捨てタイプのレンタル自転車 JUMP の初体験でした。少なくとも自転車に関して言えば乗り捨てタイプと所定の場所に返すラックタイプ、どちらかがとても良いという感じではなく、個人的にはラックタイプが街の景観なんかも含めていいんじゃないかと思いました。

スペイン旅行でのお食事事情

スペインといえば料理美味しそうですよね。私も、バルとかピンチョスとか楽しみにしてました。が、今回の旅行では期待よりは残念だったかも。というのも、一番の敗因は、旅行のスケジュールが過密でゆったり食事を楽しむ時間が少なかったということかもしれません。

そんな中も感じたところとしては、ランチはサンドイッチが多い=フランスパンにイベリコ豚のハム挟んだだけとか。。そして、夜は、とにかく酒のつまみが豊富!本当はバルとか楽しみたかったのですが、昼間歩き回った疲れでホテルで飲みながら息絶えたりしておりました。スペインのお土産には実は缶詰も良い、という話も聞きました。

そんな中でもぜひ外せなかったのは、「ボケリア市場(サン・ジョセップ市場)」。とても有名なバルセロナの食料市場ですが、完全に観光地化しており、食べ歩き、飲み歩きができます。観光地メインのランブラス通りにも面しています。日本の露天はおつまみを買うところで飲み物も売っているのですが、なぜかあまり売っていないので、行く際にはぜひビールやワインを持参するとお得に、飲み歩きが堪能できるかと思います。

市場の入り口

カウンターがあってイートインもできる店もあります

生ハム・フルーツ・お惣菜・おつまみ がこれでもかと!

最終日、ボケリア市場に行く前、ホテルに余ったビールを置いてきてしまったのが悔やまれるーー

今回のスペイン旅行で実感したのは、といってもマドリッドとバルセロナだけではありまますが、スペインも、とにかく地方色が豊かということ。スペインのグルメ(?)といえば、最近は特に、バスク地方が有名なようなので、ぜひともバスクにも行ってみたいです。


スペインでの日本の存在感

海外旅行をするとどうしても、海外と日本の文化や常識、生活の違いに気づくのはもちろん、日本ってどうなんだろうって思わざるを得ないですね。例えば現地で見る日本人の様子、日本人旅行者の様子、日本の企業の活躍っぷり。

そんななか、スペインでは、日本人に対してもとてもフレンドリーな対応をもらったなと思いました。ホテルや市場でも「オラー」と話しかけていくわけですが、日本人と分かると別れには「ありがとう」とか「さよなら」とか日本語の挨拶をもらえるケースが多かったです。きっと日本人の旅行者も多かったんだろうなと。一方で、私が今回行ったタイミングでは、特にマドリッドでは、日本人観光客は少なかったように感じます。ほとんど見かけなかった。大型連休の直前でタイミングが悪かったのか?はたまた、過去は多かったが今は減っているのか?一方で、韓国人、中国人はたくさん見かけました。日本っていま海外から見るとどうなだろうなと考えざるを得ませんでした。

また日本が海外に多く進出しているものといえば車。これもスペインでは日本車はかなり少なかったように感じます。ルノーとかプジョー、シトロエンが多かったのかな?日本ではあまり見慣れないマークが多かった気がします。 ( スペインの乗用車シェア )

ToledoにTotoro Sushiというのは見かけましたが(そうあのトトロ)、日本食のレストランもあまり見かけなかった気がします。大都市に行くと比較的エセってくらい、日本食の店がある気がしますが。ある程度、途中から「日本いないなー」って先入観も入っているかもしれません 笑

Totoro Sushi / TripAdvisor

( TripAdvisorかYelpで、Japanese Cuisineの検査結果を国ごとみてみたりすると面白いかも? )

こういった面でも、最近の日本にとってスペイン市場は馴染みがないのかも?と感じました。そもそも日本がなかなか海外に出て行けていないというのもあるかもしれません。そんな中でも、もっともスペインで最も(唯一?!)目立っていたはこれですね!!

そう、FCバルセロナのオフィシャルスポンサー、Rakuten(楽天)です

楽天、「FCバルセロナ」と2017-2018シーズンからグローバルでの「メインパートナー」契約で基本合意

楽天のサービスがスペインで現状目立っているか、というとそういうことはなさそうですが、今後、スペインならず欧州全体へ影響ありそうです。そして私もちょっと楽天のイメージがアップした気がします(笑)


マドリッド美術館巡り プラド美術館〜ソフィア王妃芸術センター

ソフィア王妃芸術センター

スペイン マドリッドといえばプラド美術館とソフィア王妃芸術センター。前者は古典的なヨーロッパの美術、後者は近代美術が中心です。スペイン旅行に行く前、たまたま目に止まった 原田マハの「暗幕のゲルニカ」を読んでいたため、特にピカソの「ゲルニカ」には興味がありました。スペイン市民革命とフランコとナチスによるバスク地方のゲルニカへの爆撃と、当時のパリの芸術家の雰囲気、スペインの中の「州」のアイデンティティなどが感じられるとても興味深い小説でした。(どこまで史実でどこまでフィクションなのか、すらよくわからず、、)

暗幕のゲルニカ (新潮文庫)
原田 マハ
新潮社
2018-06-28

その主題であるゲルニカがあるのがソフィア王妃芸術センターでした。が、なかなか、どうしても近現代美術って現代社会へのメッセージみたいなものが強くて疲れるんですよね〜トレド観光の帰りの夕方に行ったのもあり、ちょっと疲れ気味で周りました。展示室の白い壁が特徴的で、とてもクリーンなのですが、どこか重々しい空気感を感じるような、雰囲気のある美術館でした。とはいえ、海外の美術館がいいのはとにかくゆっくり観て回れること。体力のある限り見ることができました。目的だった「ゲルニカ」も見ることができました。想像していたより白黒の濃淡が淡く表現されていて(力強いというより、逆に)すごく繊細に感じました。

プラド美術館

そしてもう一つのマドリッドを代表する美術館がプラド美術館。こちらはスペイン王室がコレクションの基礎とのことで、古典的なものから19世紀くらいまでの名作が多くありました。プラド美術館で印象に残ったのはゴヤの黒い家というシリーズ。他の部屋にあるゴヤの作品とは明らかに違い、とても暗い色調の、なにか人を裏側のドロドロとして部分を描くような作品。見入ってしまいました。ヨーロッパの絵画は聖書やギリシャ神話などの同じモチーフやテーマを、様々な角度(似た角度も含め)で描かれた多くの作品があるので比較してみれると面白いですね。(解説聞きながらでないと私はすぐ忘れてしまいますが)なお、正面の一番わかりやすい入り口はオンラインでチケットを購入していない方向けで、今回オンラインで入場券を買って行きましたが、その際の入り口は場合によって変わるようなので要注意です。ガイドブックに書かれているものとも違いました。

Madrid Rio, Matadero

泊まったホテルの裏の「マンサナーレス川」の川岸がとてもいい雰囲気の緑地帯「MADRID RIO公園」として整備され、また、古い屠殺場を改修して「マタデッロ・マドリード(Centro de creacion contemporanea)」というアートスペースができていました。古いレンガの建物をリノベーションしている雰囲気がとてもいい感じでした。ホテルが近かったので、マドリッドに到着した夕方や、バルセロナに移動する前の早朝に散歩することができました。週末の夕方(といってもスペインの夕暮れは遅く20時くらいと思います)をゆったりと家族や恋人とすごしている雰囲気の中を、私もゆったりすることができました。いい雰囲気だったな。犬の散歩をしている方をスペインではよく見かけましたが、公園の中では誰もリースをつけていなかったですね。犬もストレスが少ないと攻撃的になったりはしないのかな。

サン・ジョルディの日、カタルーニャは本とバラであふれる

マドリッドからバルセロナへはAVEという高速列車(スペインの新幹線?)で移動したのですが、マドリッドのアトーチャ駅から電車に乗り込もうとすると、どういうわけか、本(小さいなブックレットの小説?)と生バラを手渡されました。なんだろうと思って調べるとなんでも、この日 4月23日 は「サン・ジョルディの日」とのこと。もともとはドラゴン退治の伝説の聖人の日でしたが、ドン・キホーテのセルバンテスの命日などもあり、日本で言うバレンタインデーのようなもので、本とバラを贈りあうようになったそうです。特にこのドラゴン退治の伝説はカタルーニャ地方にゆかりがあったそうで、だからバルセロナへの列車で、バラと本が配られたようでした。ニュース記事 Renfe regala rosas por Sant Jordi en el AVE Madrid-Barcelona

AVEで何故かバラと本をもらう

バルセロナの街なか、グラシア通りは本当に、本とバラだらけ。そしてドラゴンもちらほら。日本のお祭りの縁日などはすごい人出と思いましたが、この日のグラシア通りは負けず劣らずすごい人出でした。

ガルシア通りのガウディ建築「カサ・バトリョ」も、この日はカタルーニャの国旗とバラで飾られていました。あいにく、今回は外装工事中のためイラストでしたが。

初 中東DOHAでトランジット〜カタール航空

様々な噂などでドバイ等中東の都市に興味もあったこともあり、今回の旅ではドーハ トランジットのカタール航空で行くことにしました。正直、カタール航空(ドーハ)とエミレーツ航空(ドバイ)の区別もあまりついていませんでしたのですが 笑 トランジットの合間で「街」の様子も見れたらいいなと淡い期待を持っていたのですが、7時間ほどの乗り換え時間はなんと現地の真夜中で、、、結局ハマド空港からでることはできませんでした。行きのトランジットは短時間だしたが昼間だったので、滑走路の向こうに摩天楼が見えました。どんななんだろうな。

で、空港は、、とにかく高価なブランド店が多い、、逆に他に何もない、、って感じでした。一番、イマイチだったのはWi-Fiが遅かったりつながりづらかったりしたこと。そして物価が高い!! ペットボトルの水も500円くらいだったと思います。アート的なものがあったり、くつろげるイスも多かったり、とてもきれいだったりと、決して悪くはなかったですが、、なかなか空港内の体験を良くするって難しいのですね。昼間のトランジットで空港の外に出られたらまた印象も大分違ったのでしょうか。

機体はA350-Xでした。機内のエンタメはビデオが大量にあって日本語の吹き替えや字幕も充実していたので飽きることなく過ごせました。さすがイスラム圏。エンタメシステムにはコーランもプログラムとして完備されていました。機内のイヤフォンは相変わらずイマイチですね。空港でよくヘッドフォンを売っていますが、機内用にオーバーヘッドのヘッドフォンを用意すると満足度が変わるかもしれません。機内Wi-Fiもありましたが、無料なのは接続後1時間だけなので、つないだ後ウトウトしているとすぐにチャージしろ、となってしまいました 笑 離発着時の機体についているカメラを見ることができたのも面白かったな。3つのアングルが選べました。

とはいえ、、移動時間が長い! スペインまで諸々24時間弱かかりました。よく宣伝などで「○○空港まで直行便就航!」なんて文句を見ますが、直行便っていいだなと感じました。また、次は素直に北回りルートが近くていいかも〜

最後に今回機内で見た映画。どれもなかなかおもしろかったです。

イコライザー (字幕版)
デンゼル・ワシントン
2015-02-11

アリー/スター誕生 ブルーレイ&DVDセット (初回仕様/2枚組/ポストカード1枚付) [Blu-ray]
レディー・ガガ
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
2019-05-22

search/サーチ ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]
ジョン・チョー
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
2019-03-06



クレイジー・リッチ!ブルーレイ&DVDセット (2枚組) [Blu-ray]
コンスタンス・ウー
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
2019-02-06

ところで、スペインと言えば、リーガ・エスパニョーラ。で、FCバルセロナが大人気だったのですが、ここのメインクラブパートナーの一つが今はRakutenなんですよね。これってすごいことだなっと改めて現地のサッカー人気を見る中で、実感しました。バルセロナで子供を見かけたらみんなFCBの10番のユニフォームでしたから〜(ちょっと大げさ)。なお、胸のロゴマークは、Rakutenの前はエミレーツ航空でした。サッカーのスポンサー料金は大分高いと聞きますが、それだけの効果はあるのかもしれません。


スペインのモビリティ状況. 主に自転車関係

自転車が趣味というとの、仕事関連での興味もあって、次世代のモビリティについてはついつい気になるところです。この分野はちょうどいまものすごい勢いで進んでいるのと、モビリティの事情は各国の規制や文化もあいまって特殊性が高いので、旅行の際に気になるポイントです。

タクシー

タクシー配車アプリといえばUberですが、スペインではUberはもめているらしく、タクシー業界が正規の配車アプリとしてサービスしている MyTaxi が良いようでした。日本でいうところのJapanTaxiとUberの関係に似ていますね。タクシーの車体や社内にも MyTaxi の宣伝が多く見られました。Uberはスペイン国外での認知度を利用して、旅行客に向けて獲得しようとしているようで、国際空港内の電車にも広告がでていました。今回はオンラインで配車する必要があるようなチャンスもなかったので実際には使いませんでした。

自転車道

自転車道はマドリッドもバルセロナもしっかり整備されていた印象です。利用者はバルセロナの方が圧倒的に多かったかな? バルセロナの方が坂が少なかったからかもしれません。面白かったのは自転車道が車道のど真ん中にある場合もあったところ。ごんごん観光バスなんかも通る大きな道のど真ん中を親子が自転車で進んでいたりして、特にお子様ががんばって自転車をこいでいてちょっと微笑ましかったです。

eスクータ/レンタル自転車

そしてレンタル自転車も特にバルセロナは多かったです。そして eスクータも。レンタル自転車は観光向けではなく市民向けという話も聞きました。

eスクータは駐輪スペースが小さくて済むし、電車にも持ち込める(規則的にはOK??)メリットもあるので、とても手軽にちょい乗りができるメリットがある気がします。レンタル自転車ではほとんど見かけませんでしたが、eスクータではヘルメットを付けて乗っている方も多かったですね。マイヘルメット持参のeスクータ乗り、は自転車代替として日本でもハヤるといいな。そうなると、持ち運びしやすい折りたたみ可能なヘルメットなんかも欲しくなりますね。


マドリッドでは乗り捨て型のMobikeもちらほら見かけました。また、電気バイク的なやつも。

おまけ

バルセロナの港は、レンタルサイクルでの観光ツアーなんかも多く見かけました。いい感じだなぁ〜 英語ガイド、ドイツ語ガイドなどさまざまな言語でのガイドを聞きました。

また、自転車関連といえば、、、マドリッドから電車で1時間ほどのトレドに観光にいったのですが、トレドの街に登っていく坂の途中に自転車の銅像がありました。「Federico Martin Bahamontes」さんだそうです。トレド出身の自転車山岳王だそうで、ツール・ド・フランスでも多くの山岳賞と総合優勝も経験している方だそうです。このすごいトレドの坂で鍛えたのでしょうか?

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