Microsoft Clarityの最新機能 Copilot in Clarity を試してみます。
Clarity の CopilotCopilot は、Web サイトでのユーザーの行動を理解するのに役立ちます。
- Clarity データに関する質問をして、簡単な要約を入手する
- セッションの記録で簡潔なポイントを入手する
- Google Analytics データに関する質問をして、傾向を発見する
Copilot in Clarity の有効化
SettingからCopilotのタブを選択すると、どんなことを知りたいですか?という「アンケート」があります。
Copilotのテスト用に集めているのか?またいちいち質問プロンプトを入れなくてもいいようになっているのか?私は「サイトへのエンゲージメントを高めるのにもっとも価値がある部分」といった回答をSubmitしてみました。(1/28 11:00ころ)
Copilot にすばやくアクセスするには、次の手順を完了してください。Copilot が利用可能になると通知されます。
とあるので、しばし待ちます。
レコーディングからの要約
上記のCopilotの有効化とは別なのでしょうか?有効化完了のお知らせが来てなくても、セッションレコーディングからユーザーの行動からのインサイトを要約してくれる機能(Gruoped session insights)が使えました。友人に教えてもらい、Clarity を試したくなったきっかけのツイートがこれでした。
✨Clarity Copilot feature release: Grouped Session Insights! You asked, we listened. 🗣️ Summarize multiple session recordings at a time!
— Microsoft Clarity (@msftClarity) December 20, 2023
Get your Clarity account now: https://t.co/xK17FBp7wI#copilot #ai #microsoft pic.twitter.com/fMfKipLT1r
レコーディングの機能の右上に「レコーディングを要約する」というボタンがあるのでそれを押してみます。対象のレコーディングの範囲の設定があり、それをもとにインサイトを要約、そして、その要約の元となったレコーディングを視聴することができます。Bingサーチ(Copilot)で、LLMが答えた検索結果の元となるウェブページのリンクを表示する機能がありますが、これと同じ構造ですね。インサイトに対して、元となったファクト(セッション録画)が見られることで、ぐっと役に立つと実感しました。
なかなか、いいアドバイスもらっている気がします!
アイコンのいい使い方
もう一つClarityの中で、「Copilot in Clarity」を活用した機能と示すためのUIの工夫にも気づきました。「Copilot in Clarity」のアイコンを良い感じに使っているという点です。
Copilot in Clarityの設定がこちら。
この吹き出しにキラキラのアイコンを使って、「Copilot in Clarity」を示しています。
「レコーディングを要約する」機能についても、Copilotを使っていることがうまく表現できていました。Copilotは様々な機能と組みあわせて、随所で使われる可能性があるでしょうから、こういう表現だと汎用性高く、そしてアピーリングに使うことができそうです。
「Microsoft Clarityの有効化」されるとどんな機能がUnlockされるのか、楽しみです。
それに向けて、ぜひ kobblog 内の回遊をお願いいたします🙏