このブログの記事も自分にとってはライフログ、というつもりで書いているので、ライフログは非常に興味深いテーマ。ここのところスマートフォンが普及し、さらにEvernoteを中心としたデータをいつでもどこでも更新・閲覧できるサービスが流行っているなか、世の中的にも注目のキーワードだと思います。そんなライフログな本を読んでみました。
この本はそんな「デジタル」なライフログ流行りな中、アナログのノートが一番いいよ、そしてしかもそれを1冊に書くべし、というのが基本的な主張です。さらにポイントを上げると、
- ライフログは空気を残すのがポイント。それがテキストや画像では難しく、デジタルより紙が残しやすい
- ライフログは読み返さないと意味がない
- 読み返すことで、体験したことを資産として、より確実に頭にストックしておける
- 記録はノートに一元化しておく。それを一貫したタイムラインとして参照する
こうした理由を上げたうえで、読み返すためのライフログを、アナログの一冊のノートに書いていく方法を具体的に紹介しています。実際自分で著者のような楽しいライフログノートを書く自信はないですが、そんな中でも、ライフログは書き残すものではなく、読み返すものである、読み返しやすいように残すべきである、という根本的な考え方が目から鱗でした。勉強になりました!
このブログを1年分ごとにpdfにしたり、印刷して読み返しやすいようにしておくと、面白いかもしれないなと思いました。ちなみにlivedoor blogでは、Exportは有料サービスに加入が必要な模様。
人生は1冊のノートにまとめなさい―体験を自分化する「100円ノート」ライフログ
posted with amazlet at 11.10.24
奥野 宣之
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1年ごと年末に印刷して振り返るとかいいかもしれないね。