そこそこ「いい=移動するための自転車」に乗っていると、本当にママチャリがいかに重くてでかくて移動しづらいものかに気づくのですが、どうしてみんな日本人は「ママチャリ」なのか、という面白い記事がありました。

日本でママチャリが発達した理由 | WIRED VISION

同時に人々の自転車に対する意識も変化していった。道路交通法では「自転車は本来車道を走るものであり、歩道を走ることもできる」という規定だった。ところが、自動車の増加につれて「自転車は歩道を走った方が安全」となり、やがて「自転車は歩道を走るべき」「自転車は歩道を走って当然」という意識が定着していった。自動車のドライバーの中には、車道を自転車が走っていると「なにあぶないことしていやがる」と舌打ちをし、あまつさえ幅寄せして嫌がらせをするような輩も現れるようになった。

自転車が「安全に」車道脇を走れるようになって欲しいですね。

「自転車は歩道を走るもの」という意識は、いつしか「自転車はゆっくり走るものだ」という認識を形成していった。ゆっくり走るなら、フレームのたわみも、ブレーキ性能の低さも気にならない。耐久性のなさも「壊れたら新品に買い換えればいいや」ということで問題とはならない(おそらく低価格は、出来心からの自転車泥棒の敷居も下げたはずである)。消費者からは低価格というメリットだけが見える道理となる。

そうそう。確かに自分が学生の頃に、家から駅に通うのに使っていた「ママチャリ」は、たまに空気はいれるものの、ほとんど無整備状態で、たしかに2万円くらいで買えちゃうと調子悪ければ買い換えればいいや、という気分になっていましたね。特に買い替えの際には自転車屋さんが引き取ってくれたりもしたので、ますますです。

今年はエコブームと健康ブームがあいまって、自転車がはやっていると思いますので、ますます快適な乗り物にしていきたいですね!

もちろんそれには乗り手のマナーも問われますね! とにかくまずは、夜間の無灯火での走行は絶対にやめて欲しいです。ママチャリだとあのタイヤで発電するライトが、こぐのが重たくなったり、うるさかったりとかっこ悪いイメージがありますが、いまどき、LEDライトとかなら重たくもなりませんし、明るいし、オススメですよ!