国境なき医師団の「エンドレスジャーニー」という活動報告展示をやっていたので見に行ってきました。
もともと「国境なき医師団」に興味を持ったのは、恵比寿の写真美術館で国際報道写真展を見に行った際に、「国境なき医師団」に参加しているボランティアの方と写真家のトークショウを聞いてから。
そこで初めて知ったのが、
国境なき医師団は、医療・人道援助団体であるとともに、援助活動の現場で目にした、人権侵害や紛争・災害の状況などを国際社会に伝える「証言活動」も主な使命としています
という点。もともとはフランスの医師が医療活動に戦地などに赴いた際、医療活動だけをしていても社会は変わらないのではないか、という危機感の元、ジャーナリストとともに「証言活動」を行おう立ち上げた団体とのことです。確かに、普段日本で生活をしているとあまりに世の中のことは関心の中に入ってきません。(日本の中のことですら、、ですが)とはいえ、なかなかすべての人が現地に行き、ボランティアをする、というわけにもいかないので、少しでも世の中の状況を知り、自分で何ができるのかを考えるチャンスをもらうため、せめて募金等でつながりを持つのは良いのではないかと思います。
巨大な一つのちから、というよりはむしろ一人ひとりの小さな力を集めて世の中が動くような時代。ポピュリズムやプロパガンダなどネガティブな要素もありますが、だからこそ、ジャーナリズムはとても重要な力を持っているんだろうなと思います。自分もいまやっている仕事(データ分析とかサービス/UX設計とか)が、いつかそこにつながるんじゃないかと妄想しています。
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