USロサンジェルス周辺に出張に行ったのですが、圧倒的に e-スクータ(電動キックボード) が街中にありました。特に観光地周辺はすごい。これは自転車好き(新しもの好き)としては体験せざるを得ない!ということで、早起きして試してみました。

こんな感じで、ずらりと。自転車も混じっているのですが、圧倒的にe-スクータが多いのは、スペースの効率がいいからでしょうか?

で、 e-スクータ 乗ってみようと LIME に登録してレンタル開始しようとしたのですが、、なんと、免許証が必要?(涙)LIME以外も Lyftや他社もありましたが、きっと法規制の問題で同様でしょう。。

ならば、自転車タイプなら免許はいらないだろう、ということで、街なかで見かけたJUMPにTryすることにしました。

JUMPは、自転車タイプとe-スクータタイプの両方があります。自転車でも NY で利用した citibike は自転車置場スペースに戻すタイプでしたが、 こちらは「乗り捨て」タイプ。自転車の車体は蛍光オレンジでとても目立つ車体で、eスクータに混じっているのが見つかりました。さらに、たまたまUberのアプリをいじっていて気づいたのですが、何より楽ちんだったのは、Uberのアプリから利用できる点です。新たなサービスを使おうとするとアカウント作ったり、Wallet登録したり、といろいろメンドウがありますが、昨今USでは必須のUberから利用できるのはすばらしいかった。e-スクータにはlyftのものも多く見かけたのですが、タクシー用のlyftのアプリからは利用できなさそうでした。ここは統合すると大分違うんじゃないかと思うのですが。。なんでかな。(統合されると MaaS っていうのかな 笑)

JUMPはこんな目立つ車体カラー

こんな感じで右下に自転車・キックボードのアイコンがでていてタップすると、JUMPモードになる(スクショ取り忘れたのでこれは日本の地図になっています.. しばらくしたら 自転車・キックボードのアイコン は出てこなくなりました)

借り方はとてもシンプルで、上記のUberアプリから予約ができ、QRコードスキャンして借り始めればOK。iPhoneのカメラアプリからでも、QRコードを撮影すると、Uberアプリにそのまま誘導されたりもしました。

自転車の「ロック」が後輪に「U字」で刺さっているのですが、見慣れないのではじめ一瞬戸惑いました。レンタル開始してアプリでロックを開始したのち、このU字をぐっと、引き抜く方向に動かすと、ロックがハズれて、レンタル開始。利用がおわって適当な場所に止めてからここをぐっと押し込むと、返却完了、ということになりました。

土地も道も広いのでぐんぐん飛ばせる。電動アシストの具合も日本よりパワフルで、30km/hくらいは余裕ででていました。

そんなわけで、風を切りながら気分良く、早朝のビーチに到着!

最後、返す際に戸惑ったのが、どうも駐車禁止スペースというのが設定されているようで、初め海岸の近くの駐輪場(道端)までいって止めたら、ここは駐車禁止区間だからそのまま止めると罰金だぞ、と出てきたので、少し戻ってなんとか返却できました。よく地図を見ると、赤枠で駐車禁止ゾーンが表示されていました。なるほど。(あきらかに赤枠内に停めているJUMPも多かったですが...)

サーファーの皆さんが波乗りしているのや、波間に犬と戯れるおじさんを眺めて「ぼーっ」と小一時間ゆっくりできました。砂浜がめちゃくちゃ細かくて、さらさらで、びっくりしました。

最後、意外だったのが、値段。自転車だからちょっと安めの価格設定なのかなと勝手に想像していたのですが、JUMP(自転車)が $6.9 で、同じルートを Lyftで検索すると $5.9。 eスクータだったらもう少し安いのかなぁ。自転車は街を眺めながら自由に移動できるからいいのですが、2名以上だったら、確実にタクシーがいいじゃん、ってなる価格設定でした。どうなのかしら。思ったよりも高くて悔しかったので、帰りは歩いて帰りました(笑)

そんなで、乗り捨てタイプのレンタル自転車 JUMP の初体験でした。少なくとも自転車に関して言えば乗り捨てタイプと所定の場所に返すラックタイプ、どちらかがとても良いという感じではなく、個人的にはラックタイプが街の景観なんかも含めていいんじゃないかと思いました。