自転車が趣味というとの、仕事関連での興味もあって、次世代のモビリティについてはついつい気になるところです。この分野はちょうどいまものすごい勢いで進んでいるのと、モビリティの事情は各国の規制や文化もあいまって特殊性が高いので、旅行の際に気になるポイントです。

タクシー

タクシー配車アプリといえばUberですが、スペインではUberはもめているらしく、タクシー業界が正規の配車アプリとしてサービスしている MyTaxi が良いようでした。日本でいうところのJapanTaxiとUberの関係に似ていますね。タクシーの車体や社内にも MyTaxi の宣伝が多く見られました。Uberはスペイン国外での認知度を利用して、旅行客に向けて獲得しようとしているようで、国際空港内の電車にも広告がでていました。今回はオンラインで配車する必要があるようなチャンスもなかったので実際には使いませんでした。

自転車道

自転車道はマドリッドもバルセロナもしっかり整備されていた印象です。利用者はバルセロナの方が圧倒的に多かったかな? バルセロナの方が坂が少なかったからかもしれません。面白かったのは自転車道が車道のど真ん中にある場合もあったところ。ごんごん観光バスなんかも通る大きな道のど真ん中を親子が自転車で進んでいたりして、特にお子様ががんばって自転車をこいでいてちょっと微笑ましかったです。

eスクータ/レンタル自転車

そしてレンタル自転車も特にバルセロナは多かったです。そして eスクータも。レンタル自転車は観光向けではなく市民向けという話も聞きました。

eスクータは駐輪スペースが小さくて済むし、電車にも持ち込める(規則的にはOK??)メリットもあるので、とても手軽にちょい乗りができるメリットがある気がします。レンタル自転車ではほとんど見かけませんでしたが、eスクータではヘルメットを付けて乗っている方も多かったですね。マイヘルメット持参のeスクータ乗り、は自転車代替として日本でもハヤるといいな。そうなると、持ち運びしやすい折りたたみ可能なヘルメットなんかも欲しくなりますね。


マドリッドでは乗り捨て型のMobikeもちらほら見かけました。また、電気バイク的なやつも。

おまけ

バルセロナの港は、レンタルサイクルでの観光ツアーなんかも多く見かけました。いい感じだなぁ〜 英語ガイド、ドイツ語ガイドなどさまざまな言語でのガイドを聞きました。

また、自転車関連といえば、、、マドリッドから電車で1時間ほどのトレドに観光にいったのですが、トレドの街に登っていく坂の途中に自転車の銅像がありました。「Federico Martin Bahamontes」さんだそうです。トレド出身の自転車山岳王だそうで、ツール・ド・フランスでも多くの山岳賞と総合優勝も経験している方だそうです。このすごいトレドの坂で鍛えたのでしょうか?