ちょっとした訳があり、最近乗っていなかったクロスバイク(Giant Escape R3 2006) をメンテナンスすることにしました。10年以上愛用したこのEscapeで、ロードバイクを購入する前に一番困っていたのは、高い負荷をかけるとギアが空転してしまうことでした。地元の自転車やさんに相談に行って、相談するとチェーンが伸び切っているのでまずはチェーン交換をするとよいとのこと。たしかにクランクやスプロケットの上のチェーンを上から押すとへこみます。チェーンが伸びて浮きが発生しているようでした。で、自転車やさんに作業を見せてもらいながら、チェーン交換の方法を教えてもらい、チェーン交換ししてもらいました。ちなみに、交換後のチェーンは シマノ CN-HG40 。シマノの型番が読めるようになりたい笑

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で、新しいチェーンで帰路についたのですが、やはり高負荷をかけると空転が発生するー涙 会社の同僚に動画も用意し相談してみると、こういう現象の対処には主に3つの可能性があるとのこと

  • チェーン交換:チェーンが伸びている
  • スプロケット交換:スプロケットの歯が摩耗している
  • リアディレイラー(RD)の調整

(無駄に仰々しいBGMがついているので気をつけてください)

これだけ乗っていたのでスプロケット交換した方がいいですよ、と言われていたこともあったので、交換してみようと、更に(別の)自転車やさん=ロードバイクを購入したジャイアントのプロショップに行き、スプロケットを交換してもらいました。ただ、スタッフさんの見立てによると、クランク(前のペダルとかついている駆動動力部分)も相当摩耗しているとのこと。場合によってはクランクの交換も必要だと。確かに言われて見て初めて意識したのですが、もともと前歯のような台形をしていた歯が、犬歯のようにとんがっています。おおっ。これはチェーンが滑りそうだ。

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とはいえ、まずはスプロケットを交換して様子を見てもよいのではということで、スプロケットを交換してもらいました。交換後のスプロケットは シマノ CS-HG41-8 11-32T。今回も交換の様子など観察させていただき、勉強させてもらいました。スタッフの手際がすごく良くてかっこいいー!あんなふうにメンテナンスできるようになりたい〜 ちなみに新品のスプロケットも歯に斜めの傾斜がついているのがあるのですが、これはギアチェンジをする際に隣のギアに移動するためのガイドなのだそうです。4枚ずつくらい飛び飛びに、この傾斜がついているそうです。なるほど〜 このガイドとギアが削れてとんがっているのの区別がこれまでついていなかったのです 汗

交換後、「ちょっと試乗して様子を確認してみては」とススメられ、ショップの前の坂を登ってみたりしたのですが、立ち漕ぎでぐんぐん負荷をかけてもすべての力が動力になる! やった!! 素晴らしい。もとの感触に戻りました。そして新品のスプロケットはピッカピカで美しい。

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とはいえ、せっかくなのでクランクも交換してしまうことにしました。こちらは在庫がなかったのでお取り寄せ。Escapeも生き返り間近です。

なかなかお金はかかりますが、とはいえ、自転車はメンテナンスしながら乗るのが醍醐味ですね。愛着もさらに湧いてきます(^^)