JAWS Days 2017 のあるセッションで紹介されていた、Team Geek - Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか - を読みました。良かったです。「HRT」というキーワードは常に思い出すべきよいキーワードでした。

HRTとは

  • Humility/謙虚
  • Respect/尊敬
  • Trust/信頼

の頭文字で、ハートと呼ぶ。すべての人間関係の衝突は、HRTの欠如によるもの。自分事で考えても、特に謙虚が足りていなかったなぁと身につまされます。そして少なくとも意図したかはおいても、うまく行っている場合は、お互いが信頼を持ち合っていると感じました。信頼に至ることができなかった場合はきっと、謙虚・尊敬が足りていなかったんだろうなぁ。

まとめると?

引用していると切りがないのですが、、、良いチームで良いプロダクトを作るため(本書はあくまで、よいプロダクトを作るためのチーム、という立場という理解)にはどうしたらよいか、をまとめてみました。

  • ハイレベルの同期=ミッションステートメント をした上で、仕事のコミュニケーション手段(Mtg, 1on1, Mail, Chat, 電話, ソースコード,,)は丁寧に選択・作る
  • チームにはキャプテンが必要で、キャプテンは自分のエゴではなくし、チームのエゴ(文化)を育む。問題解決はキャプテンではなく、チームメンバーが行うように支援する=特にここでHRTが大事
  • ここまでできたら自分とチームの責任範囲を「外側に」広げ、チームの価値を高める。ここでの組織間の関係性でもHRTが大事
  • さらに作り上げたプロダクトを使う顧客にもHRTを持って関係性を構築し、プロダクトの成功に役立てる=もちろん顧客と開発者の関係においてもHRTだ

シンプルな原則 HRT

とてもシンプルな原則 HRT は、チームづくりはもとより、さまざな局面で役立つキーワードでした。