しつこいですが(笑) 紛失時、やったこと、やるべきべきだったことを、まとめておきます。
やるべきことまとめ
以下の手順が、やってみてわかったおそらくベスト、です。(自分ではできなかったことも含まれます)
(1)紛失に気づいたら、「iPhoneを探す」の「データ消去」を設定する
- もちろん手元で見つかった場合もデータは戻らないのでそこは覚悟する。そのためにもクラウドの活用も含めた、データバックアップ、管理には留意しましょう
- 重要な注意点があります。 「iPhoneを探す」の機能は icloud.com からブラウザで利用できますが、二要素認証を設定していた場合は、なくしたiPhoneが必要で手元にないことが多いはずです。なくす前に一度 iCloud を利用して認証しておきましょう。そのブラウザでは二要素認証が不要に設定できます。もしくはMacを持っている方は、そこから使うことも可能です。
(2)携帯電話の電波は有効にしたままにして、データ消去が行われるのを待つ
今回は、現行の電話番号が使えないためトレードオフになりタイミングが難しいところですが、電話の電波が無効になってしまうと、データ消去が行われるトリガが失われるため、しばらく電波を有効にしたまま待つのが正解っぽいです。
(3)データ消去が確認できたら、電話を止め、機種変更して電話番号を取り戻す
データ消去の状況は iCloud から確認できますので、消去されたことが確認できたら、即、携帯電話の電波を止め、機種変更の手続きをするといいでしょう。携帯の電波を止めるのはキャリアで24時間対応しているはずです。
その他「できること」まとめ
なかなかベストの手順が踏めないこともあると思います。やれることを整理しておきます。
紛失前
- パスコードは適切に設定しておく
- iPhoneを探すはONにしておく
- 自宅のPCなど失くす心配のないPCで iCloud に二要素認証なしでログインできるよう一度ログインしておく
紛失発覚直後
- 「iPhoneを探す」に「紛失モード」というのがあり「ロック画面」にメッセ―ジを表示できることができるそうです。今回はこれは知らず使えませんでしたが、面白いかもしれません。
- ウェブサービスのセキュリティ設定から、デバイスにあるアクセス権を無効にする。これでサービスを使うには再度パスワード認証が必要になります。例えばEvernote、Dropbox、Facebook、Twitter等でぜひ設定すると良いです
紛失後
- 「iPhoneを探す」で「データ消去」を設定する。端末がオンラインになった際にデータ消去が実行されます。有無を言わさず端末がリセットされます。逆に素の端末になるため、拾った人が新たに使うことができる状態になるとも言えます
- 端末の機種変更をして電話番号を取り戻す=二要素認証等でSMSや電話番号が必要なケースもあるので、同じ電話番号をゲットするのが望ましいです。「iPhoneを探す」は電話番号とか関係がないため、機種変更してもそのまま動作するはずですが、逆にオンラインになる可能性は大きく減るとも言えます。万が一拾った人がロックを解除できて、使ってやろうとWiFiに接続設定してくれればしめたものですが。
「iPhoneを探す」の「データ消去」ハンズオン
昔使っていたiPod touchで、「iPhoneを探す」の「データ消去」が使えたので、動作を試してみました。
iPhoneを探すで、「touchCam」は、Offlineになっています。
ここで、データ消去を選択します。「Notify When Found」を選択して電話番号を入れることもできましたが、実際は電話はかかってきませんでした。iPodだったからかもしれません。
設定後もtouchCamの様子がわかります。まだOfflineのようですね。
ipodに入って、Wifiに接続しました。(ロックが解ける必要があります)
するとおもむろにAppleマークがでてきて、初期化が始まりました(^^)
「iPhoneを探す」からも データ消去が行われたことが確認できました
iPodは初期画面で起動しました。
以上、期待通りの動きになっていました。
私の紛失(盗まれたと言ってもいい!)したiPhoneはおそらくネットにつながっていないようで、いまだOffline状態でデータ消去待ち、の状態です。諦めて破壊して捨ててくれているか、警察に届けてくれていると良いのですが。。しかし、警察は遺失物で届けられた携帯電話の持ち主を探すことはできるのでしょうか?大いに疑問です。
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