JAWSDAYS_2016_cheering
お勉強のため、JAWSDAYS 2016に参加してきました。Amazon Web Services (AWS) の ユーザコミュニティ(JAWS-UG)の拡大セッションで、私は、今年で、2014年から3回目の参加でした。初めて参加した時は、自分の関わっているサービスは長期メンテナンスのため止まってました。その時から、このようなJAWS-UG界隈の知識が、実務にも刺激を与え、振り返ってみても「丸2年」色々やったなと思い出します。

セッションの資料などはここのQiitaにまとまっていたのでご参考にしてみてください。私は以下のセッションに参加しました。

  • JAWS-UGこれまでとこれから
  • Cognitoでお手軽クラウドソーシング
  • Amazon Cognito Deep Dive
  • Lunch Session いくつか
  • Global Microservices at Fast Retailing
  • 機械学習はなんとなーくわかってて、Amazon ML(あるいは他社のサービス)の簡単なデモレベルはやったことあるけど、それっきりってエンジニアに聞いてほしいですね
  • 金融クラウド&FINTECH最新動向 〜AWSで金融のイノベーション!
  • エンジニアのキャリアとアウトプットを意識した成長戦略
コミュニティや働き方の話、大規模なMicroserives導入の際の考え方/アーキテクチャの話、機械学習、FinTech、より具体的に使ってみたいCognitoの話、です。JAWSDAYSがいいのは、より「勉強会」的ノリが強くて、具体的な技術に触れられる点かなと思います。

なかでも、幾つか感じたところを列挙しておくと、、

  • バックエンドのサービス化はますます進んでいて、Cloud環境上にスケールはおいておいてシンプルなサービスを立ち上げることは本当に簡単になっている。よって、これから必要なのはユーザーと対峙する部分のデザイン実装能力と、ビジネスモデル構築能力、そして人と人をつなぎアウトプットを最大化する能力かと思った
  • データ基盤を用意し、データをオープンにすることができ、同じデータを見ることで、企画とか設計とかマーケじゃなく、職種越境が可能になる
  • Globalなインフラを作ったとしても Regional Regulations があるから、実は「お客様のデータ」はローカルに管理する必要がある。よって、(単一ではなく)分散管理可能なシステムが必要。
  • AmazonMLはデータソースから機械学習の入力の部分のデータ加工ができる点もポイントっぽい。なるほど。S3というにある既存のデータをより簡単にデータ活用するためのPlatformとして、気が利いている
  • 情報共有しろ、という人ほど情報共有していない、あるある。実は情報が知りたいだけ。それでは周囲はついてこない

しかし、コミュニティとか運営して、盛上げている人たちって、ほんと、すごいなって思います。