ブログの終焉:集中(検索エンジン)と分散(ブログ)の相補関係の進化
技術的進歩が大方のユーザのニーズを超えて進んでいます。もはや過剰(オーバースペック)。当然のように、より単純、簡単、安価な破壊的技術(disruptive technology)が生まれるでしょう。

こんな記事を読みました。クリステンセンのイノベーションのジレンマを読んでいたので「破壊的技術」という言葉もよく理解できますし、「ブログの最重要技術(ネット全体に与えるインパクト)が「トラックバック」だ」、「ブログは高機能になりすぎている」など非常に共感できる内容になっています。

ただ、そもそもWebで日記つけているような人にとっては、このlivedoor Blogですら、十分破壊的(安価で手軽)なのではないかなぁと思います。本当にこれ以上安価で手軽になるのかなぁと。。ひょっとしたらその答えを著者の方はご存知なのかもしれません。

ところでblogが「終わっている」として、次(破壊的技術でなくても)はどうなるでしょうね?少なくとも自分はblogで、分散したページがTrackbackでつながっていったり、自動的にページ概要であるRSSなどを発行できたりといったSemantic Web的な要素に非常に魅力を感じましたから、これらがもっともっと進化すると面白そうだなぁと思います。キーワードに自動的にリンクが張られるとかもありますよね。検索エンジンという意味ではSocial Networkingというのも気になります。最近では友達同士でRSSのヘッドラインを重み付け共有できたりするものもあるそうです。すでにblogが好きなRSSやリンクを表示できたりして「自分のポータルサイト」的な要素を取り込みつつありますが、ひょっとしたら情報発信の場、情報共有の場、それらが融合する形でSocial Networking的なポータルに含まれていくのかなぁと思います。