家族内の連絡用にSlackの無料プランを使っていましたが、90日でログが流れてしまうように料金プランが変更になるということで、他の手段に変更を検討しました。2018年末から使っていて今現在で約5k/10kメッセージほどやり取りしていましたので、いずれ元々の制限10kが近づいたらどうしようか考える必要があったわけで、まぁ、いいきっかけだったかなと。
で、引越し先にしたのはDiscordです。そもそもメールでいいんじゃないか?みたいな根本的な迷いもありましたが、Gmailから任意のメールをTriggerしてWebhookで通知したりとか、RSS Feedをチャンネルに購読したり、また、メッセージ内のURLリンクが見やすかったりと、今更メールに戻るのもと思いまして、Discordにしました。
また、LINEやGoogle Chatなど「Chatアプリ」も考えましたが、家族内のやりとりも、非同期に各々がメモ的にPostするユースケースも比較的多かったので、そういったユースケースには重視しました。
移行作業は以下のようになりました。
(1) SlackでExportを実施
(2) `SlackLogViewer` で、ExportしたログがPCで見えるように
- こちらはファイルアップロードや検索機能、Thread機能含めて、本家のアプリに近い形で見えるので、アーカイブを探す際には重宝しそうです. WindowsのバイナリもExportしたzipを選ぶだけで、サクッと動くので有り難し
(3) `andrejbauer/slack-to-discord` を使って移行
- とはいえ、新しいやりとり含めてOne-Stopで検索したいので、Discordへデータ移行です
- Slack2Discordとかで検索するといろいろ見つかりますが、ExportしたものをImportするようなユースケースに合うものをいくつか試しました。はじめに `Slack2DiscordJS` を試しましたが、tupleがどうのというエラーがうまく動かず、あと、、npmの開発が慣れておらず改変の仕方もぱっとわからなかったので、他のツールを探索、`slack-to-discord` で、うまくいきました
- 移行手順は、Readme.mdに書いてある通りなのですが、やや直感的でなくて一瞬ハマったのが、Botの準備をして、ローカルPCでスクリプトを実行後、DiscoardのImportしたChannnelから `!slackimport` とコマンドを実行する、という点でした。最後のコマンドを実行せずに、いくら待っても進まずどうしたのかなって思ってしまいました。手順は、よく読みましょう笑
`andrejbauer/slack-to-discord` での移行の際の注意点
- 実際にImportしてみて、気づいた注意点がありました。これらが致命的な場合は、別途、手段を検討した方がいいかもしれません. とてもシンプルな作りになっているが故.
- Threadは壊れて、シンプルに時間順のPostになる
- 移行できるのはメッセージのTextだけで画像添付は移行されない. Exportしたログには ”files" . "url_private” に、tokenつきのURLがあるようなので、メッセージにくっつけるだけでもできたらよかったなぁ.. 時間があったら改変したくなってきた 笑(※追記)
まだ、Slackの方が使い慣れていていますが、Discordも人気あるので慣れていこうかなっと。
※追記:
pythonなら改変方法が分かったので、ファイルがattachされていたら、最初のファイルのURLをメッセージに盛り込むように改変しました。いい感じ。うっかり、作者様のResopitoryにPRしてしまい、慌ててCloseしました。もっとキレイにかけたらPRしても良かったのだがあまりに汚いので...